あるけみすと

自分の商店仕様書


1. 概要と開業条件

「自分の商店」は、プレイヤー自身が街にお店を開き、集めた商材や自作した料理、工房で作った工芸品を出品・販売できる機能です。
お店に並べた商品は、街を巡回する住民(NPC)が自動的に買いに来るほか、他のプレイヤーも直接購入できます。
冒険や合成の合間に商品を補充しておけば、ログアウト中や作業中でも自動で商売が進みます。

自分の商店トップに、店頭の商品棚が表示されている画面
商店トップの商品棚
開業条件
  • 1転生以上で自動的に開業できます。
  • 特別な初期費用や申請は不要で、条件を満たすとすぐに利用を開始できます。

2. 出品と商品管理

お店には「商材」「料理」「工芸品」の3種類のアイテムを出品できます。
店頭へ置ける工芸品は、商材から作る工芸品に限られます。店頭販売の対象外となる工芸品も、工芸品市場やプロフィールには出品できます。

商材管理タブで、所持している商材の在庫や価格を確認して出品する画面
管理タブから在庫を確認して出品
出品枠と公開先

商品は目的に応じて「店頭」「市場」「プロフィール」の各場所へ出品できます。

公開先出品可能枠購入対象特徴
店頭商材・料理・店頭販売できる工芸品 合わせて最大3枠街の住民(NPC)
(設定により他プレイヤーも可)
街のNPCが買いに来るメインの売り場です。価格は1マー以上で設定します。商材は「プレイヤーにも売る」を有効にした場合、料理・工芸品は市場やプロフィールにも出品した場合に他プレイヤーからも購入可能になります。
料理市場 / 工芸品市場料理: 最大50枠
工芸品: 最大50枠
他プレイヤー市場の一覧に掲載され、全国のプレイヤーが検索・購入できます。0マー出品も可能です。
プロフィール料理: 最大5枠
工芸品: 最大5枠
他プレイヤー自分のプロフィール画面に商品が並び、訪問したプレイヤーが購入できます。0マー出品も可能です。
価格設定と上限
  • 全体上限: すべての商品は最大999マーまで出品できます。
  • 店頭価格: 店頭に出す商品は、NPC購入・プレイヤー購入で共通の価格となり、1マー以上(0マー不可)で設定します。
  • 商材の価格: 商材ごとに設定された上限価格(店頭上限価格)の範囲内で設定します。
  • 料理の価格:
    • 自作料理(自分が原作者): 0〜999マー(店頭は1〜999マー)で自由に設定できます。
    • 仕入れた料理(他人が原作者): レシピに設定された最低価格〜最高価格の範囲内で設定します。
  • 工芸品の価格: 工芸品の作者が設定した上限価格(最大999マー)の範囲内で設定します(店頭は1〜上限価格)。
購入制限(1人あたりの個数上限)

市場やプロフィール、店頭でのプレイヤー向け販売では、1人のプレイヤーが購入できる上限個数を0〜99個の間で指定できます(0は無制限)。購入時点から遡る直近24時間の購入数をもとに判定されます。

料理ライセンス料

他プレイヤーが考案した料理を仕入れて再販する場合、原作者への還元としてライセンス料が発生します。

  • 販売価格が10マー以上の場合、1個売れるごとに5マーが料理の原作者へ支払われます。
  • NPCが購入した場合は原作者の売上受取先(商店金庫または所持マー)へ自動入金され、他プレイヤーが購入した場合は原作者の所持マーへ直接送金されます。
  • 自分が原作者の料理にはライセンス料は発生しません。
店舗タイプ(看板の業種名)

店頭に出品している商品(在庫あり)の組み合わせによって、お店の店舗タイプが自動的に決まります。

店舗タイプ条件特徴
通常店出品数が3個未満、または扱う商品種別が2種類標準的な店舗状態です。
雑貨屋(総合店)3枠出品時に3種類以上の商品種別を並べている多彩な商品を揃えた総合店舗です。通常店以外の店舗ボーナスによりNPCの集客力が上昇します。
◯◯屋(専門店)
(例: 鉱石屋、肉屋、料理屋、工芸品屋など)
3枠出品時に1つの商品種別のみで統一している専門性に特化した店舗です。通常店以外の店舗ボーナスによりNPCの集客力が上昇します。

3. 販売・売上・商店金庫・納税

商品の売上は、NPCへの販売とプレイヤー間売買で処理が分かれています。

項目NPC売上(街の住民への販売)プレイヤー間売買
購入の発生毎時の定期処理でNPCが自動来店して購入他プレイヤーが購入操作を行った瞬間に成立
売上の受取先設定に応じて「商店金庫」または「所持マー」販売者の「所持マー」へ直接送金(金庫を経由しない)
納税国所属時は納税が発生(国庫納め率に応じて控除)納税なし(売上全額を受取)
ランキング・人気週間売上ランキング・店舗人気・販売ログに反映週間売上ランキング・人気には加算されない
NPC売上の受取先設定

設定画面から、NPC売上の受け取り方法をいつでも変更できます(変更後に成立した売上から適用)。

  • 商店金庫へ入金(初期設定): 売上が商店金庫に貯まり、いつでも好きな額を出金できます。
  • 所持マーへ直接受取: 売上が成立した時点で直接所持マーへ入金されます。
商店金庫
  • NPC売上を安全にプールしておける金庫です。
  • 金庫の残高から、1マー単位で手数料なしで所持マーへ出金できます。
  • 所持マーから商店金庫へお金を預け入れる(入金する)ことはできません。
  • 残高の消失: 31日以上ログインおよびアクション(ホーム表示を含むゲーム内の活動)がない場合、商店金庫の残高は所持マー・銀行口座の無償マーと同様に消失します。
納税システム(国庫納め率)

店主が国に所属している場合、NPC売上の一部を所属国へ納税できます。

  • 計算式: 納税額 = 売上マー × 国庫納め率 // 100(1マー未満の端数は売上ごとに切り捨て)。
  • 納め率の選択: 設定画面から 0%, 10%, 20%, 30%, 40%, 50% のいずれかを選択できます。
  • 国の発展への貢献: 納税した金額は、販売時に所属国の貢献度国庫資金領民数へ即時反映されます。
  • 無所属の場合: 国に所属していない場合、納税は行われず売上全額を受け取れます。
設定タブに、国庫納め率、NPC売上の受取先、商店の看板の設定項目が並ぶ画面
国庫納め率・NPC売上の受取先・看板の設定

4. 集客・人気・流行・チラシ・看板

街の住民(NPC)は、毎時の定期処理で買い出しを行い、各店舗の「集客力」や流行に合わせて来店します。

集客力を高める要素

お店の集客力(来店抽選点)は、以下の要素を総合して計算されます。

  • 基本点: すべてのお店に基礎点が付与されます。
  • 店舗人気: 商品が売れると人気が上がり、NPCが買わずに帰ると人気が下がります。人気が高いほど集客力が底上げされます。
  • 店舗タイプボーナス: 店頭に3枠の商品を並べて「雑貨屋」または「◯◯屋(専門店)」になると、通常店以外の店舗ボーナスが付きます。
  • 品揃えと在庫数: 店頭に並ぶ商品の種類や在庫数が多いほど、客足が伸びやすくなります。
  • 価格の妥当性: 相場に対して安く設定されている商品ほど、NPCに好まれます。
  • 看板の設置: 看板を掲げていると集客力がアップします。
  • 客足の間隔(救済加点): 客が来ない時間が続くほど、次回以降の来店確率が徐々に上がっていきます。
  • チラシ配布: チラシを配ると、配布後24時間の間集客力が大幅に上昇します。
  • 紹介プレイヤー: お店を紹介したプレイヤーの人数に応じて集客力が加算されます(最大10人分)。
看板
  • 設定画面で500マーを支払うと、看板枠を解放できます(費用は初回のみで、以降はずっと利用可能)。
  • 看板の絵は、自分で画像ファイルをアップロードするか、用意された6種類の公式プリセット看板(フラスコ、パン、剣、薬草、宝石、巻物)から自由に選べます。
  • 看板を掲げている間は、NPCの来店確率がアップします。
  • いつでも看板の掛け外しや絵の変更が可能です。
チラシ配り
  • 街でチラシをばらまいて、お店の宣伝を行えます(費用: 50マー)。
  • チラシは1週間に1回配ることができます。
  • 配布してから24時間の間、お店の集客力が大幅にアップします。
流行と噂

街では毎週、特定の商材種別が「大流行」または「小流行」として話題になります(毎週月曜日に更新)。

  • 流行している商材や、その商材を材料に使った料理・工芸品を店頭に並べると、NPCが来店しやすくなります。
  • 流行の情報を掴む方法:
    • 来店したNPCが買い物や雑談の際に噂を教えてくれることがあります。
    • 商店画面から「酒場で流行を調査する」(費用: 30マー)を実行すると、街の流行の噂を聞き出すことができます。
  • 自分の店で掴んだ流行の噂だけが、商店画面の「今週の流行」に記録・表示されます。

5. 街のお客さんと顧客図鑑

お店にやってくるNPCは、名前のないモブではなく、街に暮らす300人以上の個性豊かな住民たちです。
住民一人ひとりに名前・役職・アイコンが設定されており、お店に来店すると「顧客図鑑」に記録されていきます。

お客さんのお財布

街の人たちが使う買い物予算は、街の中を巡っているマーから用意されます。街全体の予算は、次の3つで成り立っています。

  • 翌日の予算: 前日にみんなが支払った合成費用が還流します。合成が行われなかった日には、街の基礎予算が用意されます。
  • 街へ支払われた費用: 店主が支払ったチラシ代や、酒場での流行調査費がその後の買い物予算へ加わります。
  • 前の時間帯からの繰り越し: 使われずに残った予算は、次の時間帯へ繰り越されます。

この街全体の予算から、来店したお客さんごとの買い物に使われます。

  • 街のお客さんには、来店するたびに買い物の予算があります。
  • 予算内で、その商品に見合う価格だと判断された商品が購入候補になります。
  • 買える商品がない場合や、条件に合う商品がない場合は、何も買わずに帰ることがあります。
  • 同じお客さんでも予算は来店ごとに変わります。名前、親密度、常連などによって予算や購入金額が増えることはありません。

合成をたくさん行っているプレイヤーが、街の商売を支えています。感謝しましょう。

顧客図鑑で確認できる情報

これまでに来店したことのある住民が図鑑に登録され、以下の情報を確認できます。

  • 基本情報: 名前、役職、キャラクターアイコン、関係段階
  • 来店履歴: 初回来店日、最終来店日、累計来店回数、累計購入回数
  • お買い物情報: 累計購入金額、1回あたりの平均購入金額
  • お気に入り商品: 自店で累計購入金額が最も大きい商品(同額の場合は購入個数で比較。商品アイコンと商品名を表示)
親密度と常連
  • 住民が来店するごとに2pt、商品を購入してくれるごとに8ptの親密度が蓄積されます(親密度は減少しません)。
  • 親密度が50ptに達すると「常連」となります。
  • 常連になった住民の人数は、商店トップの情報欄に表示されます。
気になるお客さん(注目顧客)
  • 顧客図鑑から、最大3人まで住民を「注目顧客(気になるお客さん)」に指定できます。
  • 注目に設定した住民は、自店の近所枠に追加され、通常よりも来店しやすくなります。
  • 注目設定はいつでも図鑑から付け外しが可能です。
公平性のルール(ゲームバランス)
  • 住民との親密度や常連化、好みの傾向は、売上保証や確定購入、購入金額の上昇などの経済効果を持ちません
  • 新しく開業した店主も長く続けている店主も、公平に商売を楽しめるよう設計されています。
  • 図鑑の登録や常連集めは、街の住民との交流とやりこみ要素としてお楽しみください。

6. 週間ランキング

毎週月曜日から日曜日までのNPC売上合計額(マー)をもとに、全商店の週間売上ランキングが集計されます(毎週月曜更新)。

  • 週間売上ランキング: 1週間に街の住民(NPC)へ販売した売上合計額(マー)で順位が決まります。
  • 記録の保存: 商店トップ画面には「前週順位」や「歴代最高順位」が記録されます。
  • ※店舗の人気値はランキング順位の計算には使用されません。また、プレイヤー間売買の売上はランキングの集計対象外となります。

7. 商売のコツ

何を並べるか迷ったときは、次のポイントを意識してみましょう。

  • まずは、競合の少ない専門店を目指す: 店頭の3枠を同じ商品種別で揃えると専門店になります。ほかのお店があまり扱っていない業種なら、より来店されやすくなります。
  • 一つは安めの商品を置く: お客さんの予算内に収まる商品があると、お財布が足りずに何も買わず帰ってしまう可能性を減らせます。
  • チラシは競合が少ないタイミングで配る: ほかにチラシを配っているお店が少ないタイミングを狙うと、より効率よく集客できます。
  • 流行に合わせて品揃えを変えてみる: 流行している商材や、それを使った料理・工芸品を並べてみましょう。大流行の商品を扱うお店が多すぎるときは、競合の少ない小流行を狙うほうが有利になることもあります。